経営理念
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●尊い命や大切な財産をお守りするために、保険を必要としない日常をお客さまに提供いたします。
●万一危機に陥っても、適切な保険プログラムと危機管理サービスで、事業の継続(ゴーイングコンサーン)をご支援いたします。
忘れもしない2011年3月11日、東日本大震災という未曾有の大災害を目の当たりにし、大きな衝撃を受けるとともに、改めて保険という備えが社会において非常に重要であることを認識しました。さらにこの災害は、我が国の経営者に次の2つの教訓を示す結果となりました。
教訓①:予見可能なリスクに対しては、事前に検討・対処する
津波で犠牲になった某金融機関の従業員の遺族による訴訟、送迎バスが津波に巻き込まれ園児の遺族が幼稚園の責任を追及した訴訟、これらの裁判で注目すべき点は、組織には災害時においても安全配慮義務があると明確にされたことです。予見できるリスクを事前に想定し、災害や事故の予防策の検討、危機管理・BCP(事業継続計画)の策定等の教育や訓練を怠った場合、責任を問われることになりました。
教訓②:固定費の3ヵ月分を災害準備資金として確保する
震災関連の倒産件数は、震災発生の3ヵ月後にピークを迎えました。この点から、固定費の3ヵ月分を災害時の準備資金として確保することを目標に、キャッシュフロー対策を講じる必要があります。世界銀行のレポートによると、資金調達にあたっては「自己資金・災害復旧融資・保険」のベスト・ミックスが大切であると論じています。よって自己資金だけで検討するのではなく、災害復旧融資や保険といった手段も合わせて検討してくことが重要となります。
もし資金調達がままならなければ、まさに事業の継続の危機となり、雇用の責任も果たすことができません。
地震のみならず、経営者の死亡、労働災害、不祥事、賠償事故、火災…。
挙げればきりがありませんが、大小問わず、毎日様々な事故・災害が起こっております。
これら事業継続の危機の芽を事前に摘む、または乗り越えるために私どもが目指すべきもの、それがこの経営理念です。
●災害・事故の予防策の提案・支援
●危機管理、BCP(事業継続計画)の策定・支援
●保険による財務改善の支援、保険コストの最適化支援
この3つのサービスを提供することで、保険を必要としない日常を目指してリスクを軽減する一方、万一の危機の際は、適切な保険プログラムと危機管理サービスで事業継続をご支援し、お客様の永続的経営の実現のために尽力してまいります。